九州隼人町での「隼人サミット」。考古学の第一人者 森 浩一(同志社大名誉

九州隼人町での「隼人サミット」。考古学の第一人者 森 浩一(同志社大名誉

教授)氏2013年8月6日死去 85歳。大阪市出身。2013年8月10日

九州の隼人町での「隼人サミット」(鹿児島放送中継録画)でご一緒に発表させて

頂き、酒を酌み交わし親しくお話しさせて頂いた。考古学の権威で第一人者 森

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浩一先生は、竹取物語研究を応援して頂いた先生の一人。多数の著書や講演会な

どを通じて若い頃から追っかけをし、先生のお話しされる内容に何時も感激して

いた。

①、中国の王氏を迎え奈良で開かれた現地説明会での森浩一先生を交えた講演で

、「三角縁神獣鏡は女王卑弥呼に与えた銅鏡でない」という説に、今まで私が信

じていた椿井大塚山古墳の銅鏡(京大の樋口説)が疑問視されシヨックを受けた。
②、同志社大学を退職された時、会社を抜け出して「お別れ会」に出席した。そ

の森浩一ファンの熱狂ぶりにともかく驚いた。
③、講演会で考古学は、文献学を証拠立てるのに役立つ。文献に書かれている事

が「間違っている」等と言うことは出来ない。そこが開発され掘ることが出来て

文献に基づいた出土物が出てくれば実証されるから。
④、竹取物語のルーツ「京田辺市は自信を持って『かぐや姫の里』と言っても何

ら学問的に不思議はない」。森浩一氏は、この地に竹の文化を持ち込んだ隼人達

の伝承が原型となって、後に一つの文学に集約された。
⑤、九州の隼人町での「隼人サミット」(鹿児島放送中継録画)でご一緒に発表さ

せて頂き、酒を酌み交わし親しくお話しさせて頂いた。

私が邪馬台国の大和説に疑問を持ったのは森先生の影響である。卑弥呼が魏の皇

帝から下賜された鏡を「三角縁神獣鏡」とする説に疑義を投じ、大きな論争を呼

んだからである。それ以来鏡は、邪馬台国説として重要でないという事を感じた

。現在は、「邪馬台国論争に終止符!! 邪馬台国は徳之島だった」を展開してい

る。 http://taketori.koiyk.com/yamataikoku.html